「ごめんなさい」という言葉も大事ですが、「ありがとう」という気持ちも大事に
している白い動物です。
私がリアルで「ありがとうという気持ち」この言葉を言う時は何かの形で
お別れをする時や、その土地を離れたり、職場を離れたり、人と離れたり
するときに使います。
私がその気持ちを大事にする事を決めたのは、もうだいぶ前の12月の
ある日でした。
昔、私と親しくしていた方がその頃にどうやっても会う事が出来ない場所へ
旅立っていきました。
お互いに色々なものをもらう事がありました。
それは形のある物やそうでない物と多種多様でした。
いつも会えていたから明日も会えるとそう思っていたある日、私は急遽出張を
命じられましたけど、2ヶ月の出張という事でしたのですぐ帰れると思っていました。
が、途中で色々な事があり私はその年の10月に当時在籍していたある企業の
グループ会社から、親会社へ異動をする事になりました。
それなりの企業だったので、社内異動は社内報に掲載されるので、それを
通じてその方へ伝わっていたと思います。
それから色々な事があり、その2か月後の12月19日にその方は旅立ちました。
私はその方にもう会う事ができず、「ごめんなさい」も「ありがとう」も言う事が
できませんでした。
後悔先に立たずとはこの事だと自ら思い知りました。
私は数年後にその職場を去りました。
上の方（役員クラス）から引きとめも強かったのですが、この事とは別の理由で
去る事を告げました。
それ以来私は「ありがとう」という感謝の言葉と、「ごめんなさい」という謝罪の言葉を
必要な時に必ず相手の方に伝える事にしています。
もしその方に会えることが叶うのであれば、私は「今までありがとう」という感謝の
気持ちと「守れなくてごめんなさい」という謝罪の言葉を相手に伝えたいと思います。
もう少しでその方の節目となる日です。
毎年その方に対して「確かにその時その場所にいた事」を覚えている事を誓い、
これから出会う色々な人を大事にしていきたいと、そう思いました。
自分の想いはきちんと相手に伝える事、そして大切なモノや人は守りたい・・・
それが今の私の願いです。
やって後悔をすることは少ないですが、やらずに後悔をすることは私の経験上
間違いなくあります。
後悔の無い生き方ができますように。
少しずつですがこの方とのお別れができてきています。
あとは私の側できっかけができた時に、この方ときちんとお別れができそうです。
節目の日は責任をもって対応したいと思います。
この先後悔をしない人生を送る為に・・・
